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教科書の図1枚、1頁、1章を書く

  • 執筆者の写真: Shinya
    Shinya
  • 2022年6月9日
  • 読了時間: 1分

学生のISPGRでのポスター発表の準備をしております。

久々の学会で楽しみ。


ポスター初稿へのコメントとして、Conclusion が抽象的で魅力的でない、とまあ、ありがちというか、学生にとっては(学生時代の私にとっても)分かりにくいコメントをしました。ま、ストーリー作りは、何が正解なのかという感覚がなかなか掴めないですよね。


少しでも分かりやすく、ということで、教科書の1頁をイメージして、と指導しました。

教科書の記述1頁は、それぞれが個別の研究論文なので、そういうイメージで。

(入門書のような、学問分野を幅広くカバーする教科書なら、図1枚)


未来の教科書には自分の研究が、図1枚、1頁、1章、にわたって解説されているはずで、そういうイメージを自分自身が持つべきだし、そういうイメージを読者に持ってもらうことが重要です。


入門書の類の教科書の図に、

"図#. タイトル. ~のとき、~は~となる. これは~であることを示唆している."

みたいなキャプションがついているでしょう。このキャプションが抽象的な表現ということは、ほぼほぼないわけです。個々の研究の Conclusion は、そういう意識で書くといいと思います。


そして、修論や博論は、未来の教科書の1頁分、1章分、という意識を持つとイメージしやすい、でしょうか?



 
 
 

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Graduate School of Integrated Arts and Sciences

Hiroshima University, Hiroshima, Japan

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