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執筆者の写真Shinya

ChatGPTに驚愕

今年もよろしくお願いします。


新年早々、修士論文の指導をしています。

日本語でおおむね草稿が書けている状態ですが、メインの部分が英文雑誌に投稿中のため、全体を英語にする作業が残っています。


修士で卒業する学生で、英語での論文執筆スキルを、計測・解析・口頭プレゼンなどの他の技術に優先して鍛えまくるのも、何か違うと思うので、今年の修論英語原稿作成には、AI補助ツールをごりごり使っていく方針でやってみています。


(私の業績として後世に残る投稿原稿や博士論文はともかく、卒論・修論の原稿の英文校正に、業者を使うだけの金銭的余裕がない、というのが大きいですが…)



下記の手順でやってもらっていますが、なかなかの効率です。

日本語原稿 

→ (DeepL) → とりあえず英語 

→ (ChatGPT) → まあまあな英語



元の日本語文がwell-definedでないと、出力もダメですから、ある程度優秀でないと、めちゃくちゃになってしまいます。また、英語での論文執筆に慣れてくると、ゼロ作業するなら、最初から英語で書いてしまった方が、短い時間でできる気もします(この場合は、英文草稿からの校正には、AIは有効そう)。


そこまで英語が得意というわけでない、優秀寄りの学生ですと、日本語からの翻訳を含めて、AIをフル活用できている、という感じ。


AIによって仕事奪われるとか、英語能力要らんくなる、とか、あれこれ言われていて将来どうなるか知る由もないですが、AI使える人と使えない人、執筆能力や英語能力が一定以上ある人と基準未満の人、といった差はガンガン広がっていくことは間違いないでしょう。


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