スマートフォンによる撮影やSNSによるシェアが一般的になって久しいですが、学会大会でも、このような撮影やシェアに対して、何らかのスタンスを表明する必要があります。
撮影やSNSの(発表者にとって撮影される・シェアされることの)メリットは、ひとえに、自分の研究が広く知ってもらえるということにつきます。
知ってもらうために発表しているのだから、どんどん撮影・シェアしてくれ、というのが、賛成派のいい分です。
一方のデメリットは、論文発表前にライバルに知られることによって、スクープされる(ネタを盗まれる)危険性がある、という点です。
また、動物やヒトを対象とした一部の実験系で、世間的に controversial なケースでも、SNSによって無制限にシェアされることは、かなりのリスクを負います。
私が Communications Committee をしているISPGRでは、撮影・シェアの許可・不許可を、明示的に意思表示してね、というお願いをすることにしました。
(今まで暗黙の了解でも、大きな問題は起きてきませんでしたが、人によってかなり意識が違うので、問題を未然に防ぐためにも明確なpolicyを策定しました。
みなさんは、どうお考えでしょうか??