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自分の運動誤差に対する認知的バイアス

  • 執筆者の写真: Shinya
    Shinya
  • 2018年3月13日
  • 読了時間: 1分

東大時代の学生の山本さんの論文が J Motor Behavior 誌に受理されました。

助教として、特に数理的な面で、アドバイスをしていた研究ですが、形になってとてもうれしいです。

山本さん、おめでとう!!

最適な運動意思決定を行うためには、理論的には、自らの運動のばらつきを定量的に知っている必要があります。

(この点については、太田さん(2018/03/13現在、学振PD@東京農工大)の一連の研究が詳しいです)

コーチングの現場を考えると、当然、プレイヤーは本当に自分の運動誤差を知っているのか、という疑問が上がるわけですが、これをテニスプレイヤーで調べたのがこの研究になります。

結論としては、テニスプレイヤーは自らの運動誤差を正確には把握できず、一定の認知的バイアスがみられる、というものでした。詳しくは下記文献をご覧ください。

Yamamoto H, Shinya M, Kudo K. (J Mot Behav, 2018)

Cognitive Bias for the Distribution of Ball Landing Positions in Amateur Tennis Players (Cognitive Bias for the Motor Variance in Tennis). J Mot Behav. 2018 Mar 6:1-10. doi: 10.1080/00222895.2018.1440523. [Epub ahead of print]

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29509097

 
 
 

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Graduate School of Integrated Arts and Sciences

Hiroshima University, Hiroshima, Japan

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